医師紹介
こんにちは。
茂原すみれ訪問クリニックのホームページを訪れてくれてありがとうございます。
折角の機会ですので、少し自己紹介をさせてください。
僕は千葉県の茂原市で生まれ高校卒業まで過ごしました。
幼少期には自宅周辺の田んぼで、オタマジャクシやザリガニを捕ったり、初夏には蛍が飛んでいたり、その田んぼの稲の育つ様子から季節を感じながら、緑豊かな環境で育ってきました。
大学は縁あって新潟市にある新潟大学で6年間勉強しました。
卒業後は千葉に戻ってきて脳神経外科医として働き始めました。最初の10年は脳神経外科医として、連日、救急車の対応や手術に追われ、合計2000件のほどの手術をしてきました。本当に忙しくて大変でしたが、それでも充実した日々を送ってきました。
そして次の10年は、頭部専用の放射線治療機器(ガンマナイフTM)を扱う医師として専門性を高め、主に脳腫瘍の患者さんを5000人ほど治療してきました。
そして、2年前に気づくことがあったのです。
もしかすると医者というものは病院に入院してきた患者さんの病気を治療するだけではなく、
「患者さんの人生を支えること」と
「患者さんのからだだけではなく、こころも癒すこと」
この2つも大切な役割なのではないだろうかと思ったのです。だって治癒って「治して癒す」と書きますでしょう。
そういった気づきから、患者さんの気持ち、家族の気持ちを汲み取れるようになりたいと思い、心理学を学ぶようになり、さらには痛みやつらさをやわらげる緩和医療にも関わるようになってきたのですね。
併せて、そのころからブログやface bookなどのSNSで情報を発信するようになりました。その内容は、自分の日常生活や診療で気づいたことであったり、心理学や脳科学の学びなどから、どうやったら
「こころとからだを癒し、おだやかな気持ちで過ごせるか」
「健康力をつけていくにはどうしたらよいか」
その考え方だったり、その手段や方法だったりします。なぜなら僕の発信した情報を通じて、患者さんに、病気の悩みや不安を少しでも軽くしてもらって毎日を生き生きと過ごしてもらいたい、そして、人生の最期の日まで、自分らしく、おだやかに過ごしてほしいという願いとその生活ができるような手助けをしていきたいと思っているからです。
それが僕の診療の原動力なのです。
そして、こういった健康力が高い方を一人でも増やしていってその方々が住む街自体を、さらに生き生きとしたものに変えて行きたい。
これからの人生は
「街を創る」 「街を活性化する」
それに繋がる活動をしていこうと思っています。よかったら皆さんも僕と一緒に茂原の街を創ってみませんか?
今後ともよろしくお願いいたします。
医療法人社団 長生北陵会
茂原すみれ訪問クリニック
院長 永野 修
経歴
1992年3月 千葉県立長生高等学校卒業
1999年3月 新潟大学医学部医学科卒業
1999年4月以降、千葉大学医学部付属病院、千葉ろうさい病院、
千葉県こども病院、千葉県循環器病センター等で脳神経外科医として勤務
2021年4月 ふたば訪問クリニックで在宅医として勤務
2022年5月 茂原すみれ訪問クリニック開院
2024年4月 医療法人社団 長生北陵会 開設(法人成り)
所属学会
日本在宅医療連合学会、日本プライマリ・ケア連合学会
日本緩和医療学会、日本脳神経外科学会、日本脳卒中外科学会
専門医等
プライマリ・ケア認定医
日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医
医学博士
クリニック紹介
【 茂原すみれ訪問クリニック 】
〒297-0026 千葉県茂原市茂原591-4
TEL:0475-47-3183
■ 診療科目・内容
内科・脳神経外科・緩和ケア内科
在宅訪問診療・往診
■ 診療スケジュール
診察日: 月・火・水・木・金 9:00~18:00
休診日: 土・日、祝日、年末年始
*月によっては祝日にご訪問する場合がございます。
*訪問診療契約患者様につきましては24時間365日ご対応致します。
■ スタッフ数
・常勤医師 1名
・看護師(訪問診療同行)2名
・理学療法士 1名
・社会福祉士 1名
・医療事務 4名
*スタッフは随時募集・増員して参ります。
■ 診療実績(2023年4月~2024年3月)
【夜間・休日の不安を安心に】
・ 2023年4月~2024年3月の往診実績
<日中往診>
226件(前年度198件)
<夜間・休日往診>
183件(前年度179件)
医師は常に連絡がつながる携帯電話を持っております。夜間や休日でも対応可能になっておりますので、ご不安なことはいつでもお気軽にご相談ください。
【 緩和ケア(終末期患者の在宅看取り率)】
2023年4月~2024年3月の間に当院で訪問診療を行った患者様のうち84名の方がご自宅で逝去されました。(在宅看取り率 67%)
私どもは「最期まで自宅で過ごしたい・看てあげたい」という患者様やご家族のお気持ちに応え、不安に寄り添いながら、終末期を苦痛なく、自分らしく過ごすお手伝いをしています。
■ 沿革
・2022年5月2日
茂原すみれ訪問クリニック 開院
・2022年8月1日
機能強化型在宅療養支援診療所 届出
(菅原病院(おひさまグループ:まえだクリニック、常盤平おひさまクリニック、河内クリニック、すこやか医院)と連携型)
在宅緩和ケア充実診療所・病院加算 届出
・2022年9月1日
機能強化型在宅療養支援診療所 届出(ひなたホームクリニックと連携型)
・2023年1月1日
機能強化型在宅療養支援診療所 届出(大多和医院と連携型)
・2024年4月1日
医療法人社団 長生北陵会 茂原すみれ訪問クリニック開設(医療法人化)
【法人理念】
私たちは在宅医療を通して、すべての人が安心して最期まで暮らせる街づくりをしています。
私たちは在宅医療を一期一会と捉え、その場でできることをすべて提供します。
私たちは職場での自己実現を通して、生きがいや働きがいといった心の豊かさを育てています。
・2024年7月1日
みなし指定訪問看護開始
【訪問看護への想い】
訪問診療の際に、足の爪が肥厚していて爪切りができずに困っている患者さんがおりました。それならば訪問看護として当院が関わることはどうだろうかと考えたのです。これからは訪問診療では十分に時間がとれず対応できなかった爪切りなどのフットケアやスキンケア、加えて病気や介護の悩みの相談など、訪問看護を通して患者さんやご家族とさらに深く関われるよう取り組んで参ります。
・2024年8月1日
訪問リハビリテーション開始
【訪問リハビリテーションへの想い】
当地域では、がん終末期の患者さんや神経難病の患者さん、障害児・者への訪問リハビリテーションが不足していることを知りました。そこで当院が積極的にその方々への訪問リハビリテーションに携わり、法人理念にあるように、すべての人が安心して最期まで暮らせる街になるよう取り組んで参ります。
■ 施設基準
2024年10月1日時点での当院の施設基準以下の通りです。
<基本診療料>
・時間外対応加算1 第543号 令和6年4月1日
・機能強化加算 第729号 令和6年4月1日
・情報通信機器を用いた診療に係る基準 第514号 令和6年4月1日
・医療DX推進体制整備加算 第155号 令和6年6月1日
<特掲診療料>
・在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料 第1307号 令和6年4月1日
・在宅がん医療総合診療料 第939号 令和6年4月1日
・がん性疼痛緩和指導管理料 第454号 令和6年4月1日
・在宅療養支援診療所(2) 第388号 令和6年4月1日
・在宅緩和ケア充実診療所・病院加算 第122号 令和6年4月1日
・外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ) 第518号 令和6年6月1日
・在宅医療情報連携加算 第7号 令和6年6月1日
・在宅医療DX情報活用加算 第139号 令和6年10月1日
・訪問看護DX情報活用加算 第15号 令和6年10月1日
<その他施設基準>
・明細書発行体制等加算
・医療情報取得加算
・一般名処方加算
*「機能強化加算」のお知らせ
当院では「かかりつけ医」機能を有する診療所として機能強化加算を算定しております。
次のような取り組みを行っています。
・健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。
・必要に応じ、専門の医師・医療機関にご紹介します。
・介護・保健・福祉サービスの利用に関するご相談に応じます。
・夜間・休日も、専用の電話番号にてご相談に応じ、必要な際には往診等の対応も行っています。
*「時間外対応加算1」について
当院を継続的に受診している患者からの電話等による問い合わせに対し、原則として当該診
療所において、常時対応できる体制を取っております。
*「情報通信機器を用いた診療」について
情報通信機器を用いた初診においては、向精神薬の処方を行うことはできません。
*「明細書発行体制等加算」について
領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無償で発行しています。
*「医療情報取得加算」「医療DX推進体制整備加算」「在宅医療DX情報活用加算」「訪問看護DX情報活用加算」について
当院ではマイナ保険証の利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
また、医師及び訪問看護師が居宅同意取得型のオンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して、計画的な医学管理の下に、訪問して診療を実施しています。
*「在宅医療情報取得加算」 について
当院では、ICTツール(バイタルリンク、メディカルケアステーション-MCS-)を使用して、医療機関・介護サービス事業者と患者さまの医療・ケアに関する情報を共有しています。尚、患者さまの許可なく情報を共有することはございません。
主な連携先
・茂原市長生郡医師会訪問看護ステーション
・仁訪問看護ステーション
・ケアプランえにし(居宅介護事業所)
・すずらん薬局
・薫風薬局
*「一般名処方加算」について
当院では後発医薬品の使用促進および、医薬品の安定供給に向けた取り組みとして、後発医薬品のある医薬品について、特定の商品名ではなく薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。